初夏へと駆ける「咲くや姫」
フランス人形のような
先週の土曜日、A先生の英語のレッスンには、日本人である彼の奥さまと、1歳4ヶ月のLお嬢ちゃんが一緒に来てくれました。
Lちゃんの可愛さは比類なく、フランス人形そのまま。その上、愛想よしときているので、どこに行っても大人気。最近、人見知りが始まったとのことですが、それは主に男性に対してとのこと。
食事をしたお店の女性スタッフも、Lちゃんから「にっこり」攻撃を受けると、もうメロメロ。「まあ、なんてかわいいの!」の連呼になってしまうのでした。
妻がレッスンを受けている間は、私がLちゃん担当。
「あれ、Lちゃんは男性への人見知りが始まったはずでは?」
こやんぴは、子供にとって「大人の怖いおじさん」ではないみたいです。遊び相手に見えるらしい。ヨコヅナサシガメに「きゃあきゃあ」言ってるくらいですから、子供には直感的に同類項だと分かるんでしょうね。
※ ヨコヅナサシガメについては、こちら。
ちょっと怖い映像です。
「木花咲耶姫」に会った
店の廊下を二人で「よちよち」歩いていたら、2つ隣の部屋から年長さんの女の子が出てきて、いっぺんにLちゃんが気に入った様子。
一緒に遊んでいる物音に気づいたその部屋の方が襖を開けて、
「うわあ、かわいい『お孫さん』ですね。」
以前遊びに来たYちゃんのときと同様、今回も、こやんぴじいじとなってしまいました。何人のじいじなんでしょうか、私は。
一緒に遊んでくれた女の子のお名前が、「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」由来だと知り、
「なんて良いお名前をお付けになったんでしょう。」
と私。名付けた方はどの方だったのかな、きっと植物好きの方なんでしょうね。
公園と散歩道の「咲くや姫」
Lちゃんのおかげで、とても良い出会いがありました。
公園や野辺の「咲くや姫」たちにも会ってきましょう。
センダンの花芽が膨らんできました。
目立たないけれど、とてもきれいな花となります。別名の「花樗(はなおうち)」が俳句の季語になっています。
春の季語ではなく、夏の季語。今年は、とにかく、花が早い。
ミズキも、初夏の花なのですが、もう見ごろ。
ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ)も蕾が膨らんで・・・と思っていたら、
まだ春なのに、初夏の花が次々と咲き始めています。
GWの花、という固定観念を持っているので、「えっ? もう咲いちゃったの?」と叫びたくなります。
何房かを頂戴し、お昼に天ぷらにしていただきました。早々と初夏の香りを楽しみました。
ニセアカシアの林の中で、花守をしているのでしょうか?
ノイバラの花芽も、アブラムシに栄養を奪われながらも、開花の準備を・・・
あれれ、
これまた、先駆けの花をつけ始めました。
バラ園の満開の時期も、前倒しになりそうですね。
消えてしまったと思っていたオドリコソウ。
以前に確認した場所から少し位置をずらして、健気に咲いてくれていました。
良かった、元気で。
チガヤもきれいですね。
逆光で撮ると幻想的なのですが、今回は順光バージョンで。
これまで河川敷を席巻してきたシャクチリソバ。花は秋に咲きます。
後ろの方に、新たなライバル、ナヨクサフジの紫色の花がちらと見えます。
シャクチリソバにもまだ勢いがありますが、ナヨクサフジの近年の躍進ぶりにはシャクチリソバも驚いているかも。
「なんだよ! ぜんぜんなよなよしていないじゃないか!」
ほんと、どこがなよなよしているのでしょうかねぇ。