ちょっとだけ庭いじり
庭で植物たちの会話
ここ数日、「春の妖精」たちへのご挨拶が続き、我が家の庭いじりが疎かになっていました。我が家の植物たちがストライキを始めたら大変。ご機嫌伺いのため庭を一回り。
回遊式の大名庭園と異なり、時速4キロで歩いたとしても一周するのに1分もかかりませんが、それで済ませては、庭の子たちが承知しないでしょう。
「おーおー、こやんぴも偉くなったもんだねぇ。素通りとは驚いたもんだ!」
「最近、河川敷きの『春の妖精』とかにぞっこんらしいぜ。」
「そんなに歩き回って筋肉痛になったら、湿布薬でも貼るようじゃないの? なんてったって、もうジイジだもんね。」
「俺たちをほったらかしにして、何が湿布薬だってんだ。そんな状態になったら、みんなで声を合わせて叫ぼうぜ。」
「何て叫ぶんだい?」
「貼るのー、よーせい!」
庭の植物たちも、こやんぴの影響を受けているのか駄洒落がお好きなようで・・・
チューリップがいつの間に
アマナ、アマナと私が騒いでいる間に、その近い仲間であるチューリップの花が色づいていました。逆光に映えています。
球根を植えた「ふんわり用土」を、野良猫が「糞あり用土」に変えたり、球根に求婚するつもりか掘り起こしたりしたにも関わらず、よく顔を出してくれたものです。
場所取りナツズイセン
ナツズイセンの葉は、庭が狭いというのに、大きな葉っぱで何人分もの席を占領してすまし顔。まるで関取のような、千両役者のような態度です。
8月にこんな花を咲かせるので、役員室の椅子にそっくり返るような態度も大目にみましょうか?
棘にご用心 ヒイラギナンテン
ヒイラギナンテンの花は、近寄って見るとカヤランの花によく似ています。
夏の実も、ブドウ色でなかなかのもの。
観賞しようと側を通ると、葉の刺に意地悪されることもあるのでご用心。
座禅を組む? シュンラン
友人から分けていただいたシュンランは、昨年の大豊作で疲れたのか一つの花しか着けませんでした。
禅味たっぷりで、修行を積んだ老僧のような風情があります。
この穴はいったい?
地面に開いた数ミリの穴。これは何でしょうか?
えっ、終わり?
穴の正体は、「つ・づ・く」。(昨年の大河ドラマ風)