雪の中の新年会、そして雪かき三昧
地域の新年会が午前11時からありました。幹事を仰せつかっているので、9時半には会場入り。「午後から降りだす」との予報をせせら笑うがごとく、雪が早くも落ちてきました。
集まる方々の多くがご高齢のため、積もってきた場合、会場入り口付近の除雪が不可欠です。私もじいじですが、今日の参加者の中では、若手、「若手」を額に入れてルーブル美術館の一画にで~んと展示するような、正真正銘の大若手です。したがって、長靴で足元を固めて重労働覚悟の会場入り。
最初のうちはボタン雪なので、「これなら、お開きまで積もらないな。」と油断して、合唱や群読で盛り上がる参加者たち。
すると、粉雪さんたちが、楽しそうな笑い声を聞きつけたらしく、親粉雪、子粉雪、孫粉雪、叔父叔母粉雪に従兄弟や従姉妹の粉雪が、
「みんな笑っているよ。」
「楽しそうね。」
「ご馳走もいっぱいだ。」
「私たちもご相伴に.・・・」
と連れだち、こんこん、こんこん。降っても降っても、まだやってきます。
丸裸だった桜の木も純白の花を咲かせ、庭も道路も、驚いたのか色を失っていきます。
私は脱兎のごとく、とまではいきませんが外によろよろと飛び出し、ノロノロと雪かきを開始。けれど、「雪んこ」と「こやんぴ」との戦いは多勢に無勢。年配の方たちの帰り道にもかなりの積雪が。
「こりゃ、いかん。」
カラオケで盛り上がる会場内に声をかけ、会を早々のお開きにしてもらいました。
ご参加の皆さんに、
「転ばないように、ゆっくりと帰ってください。」
と声をかけつつ雪かき。
(どうやら皆さん、怪我もなくご帰宅されたようです。)
家の前の道路にも雪がずんずん積もり、午後6時近くには15センチを優に越しました。50メートルほどの区間を車が通れるように雪かきをしましたが、見る間に雪たちが私の苦労を台無しにしてくれて・・・
只今、筋肉痛の襲撃を受けています。
明日の朝のアイスバーンが怖い。
テレビの画面を見ている限り、当地より東京の方が雪の降り方が激しかったようです。