「社労士こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「社労士こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

こやんぴの鳥命救助 その1 弱々しく啼いていた子スズメのお話

 ご近所を散歩していると、いろいろなことがあります。

 あれは、我が家の最初の愛犬「勘介」と二番目の「コロ」が一緒にいた頃のこと。

 二匹一緒のお散歩は、両者とも、あっちでクンクン、こっちでマーキング、そっちでクンクンと好き放題に動き回ります。このため、引き綱がよじれによじれ、元に戻すのに一苦労。そんな「より戻し」の作業に熱中していると、鉄道の土盛りの草叢になった所から、「チュンチュン」と啼く声が。

 

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 覗いてみると、スズメが一羽、かなり弱った状態で隠れていました。羽ばたきはできるし、血を流している様子もありません。どうやら猛禽類に襲われて傷を負ったわけではなさそうです。ちょっと小柄なので、もしかすると巣立ち直後だったのかも。兄弟姉妹の中で一番奥手で、うまく飛べなかったのでしょうか。

 そっと両手で抱き上げてみると、羽を少しバタバタするだけで、おとなしくしています。勘介もコロも興味津々。伸びあがって私の手の中のスズメを眺めようとします。

 「驚かしては駄目だよ、カンちゃん、コロ! かわいそうなスズメのチュンチュを助けてあげようね。」

 

 最近は、鳥インフルエンザの危険があるので、このようなことができにくくなりました。悲しいですね。

 

 カンちゃん、コロちゃんの了解を得て(?)散歩は後回し。早速、チュンチュを家に連れて帰りました。箱の中に布を鳥の巣状に設え、チュンチュをその中に収めました。妻にスポイトを探し出してもらい、まずは水を飲ませます。

 「あっ、飲んだ、飲んだ。」一安心です。嘴の動きの愛らしいことといったらありません。

 ご飯は食べるかな? 箸でご飯一粒をつまみ嘴の前に持っていっても・・・食べません。まだ、そこまでの元気はないようです。そこで、重湯状態にして、スポイトで再挑戦。

 「食べた、食べた!」これなら、何日かお世話をすれば、元気になりそうです。

 

 そんなお世話を始めて、さて、次の日の朝、チュンチュはどうなっていたでしょう。

 あれまあ、家の中を飛び回っています。完全に元気を取り戻してくれていました。

 これならば、世間の荒波にも耐えて生きていけるでしょう。

 ガラス戸を開け、チュンチュに「さあ、家族のもとにお帰り。」と言うと、チュンチュは、お土産を一つ置いて颯爽と飛び去っていきました。

 

 えっ、「お土産って何か」ですって。もちろん、金銀財宝の詰まった小さな葛篭でも、妖怪の飛び出してくる大きな葛篭でもありません。妻の大事にしているレースのカーテンにお礼のうんちをして出て行ったのでした。

 幸い、ちょっとだったので、その後も、レースのカーテンは本来の役割を果たしましたとさ。めでたし、めでたし。

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 あの頃は、カメラでチュンチュを撮っておこうという考えが一度も浮かばなかったので、残念ながら、チュンチュの写真も、チュンチュのお土産の写真もありません。残っているのは思い出だけです。

 

 次回は、ツバメのお話です。