「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

そろそろキツネノカミソリも・・・

当家の庭のナツズイセンは、あらかた散りました。 まだ、遅れて出てくる花茎もあるとは思いますが。 切り花としても楽しめるので、私達家族にとっては、毎年の「夏のご褒美」です。 「切り花にもできるんだ!」と知ったのは、奈良の新薬師寺近くの喫茶店で。…

うっかり すっかり カラスウリ

昨日は、カラスウリの花の写真を撮っただけで舞い上がってしまいました。 そうでした。ウリ科の植物なのですから、「雄花、雌花」を考えるべきだったのに、昨日の段階では頭の隅っこにもなくて・・・ カラスウリは、雄花、雌花どころか、雌雄異株だったので…

カラスウリの花見物

ご近所、とは言っても交通量の多い県道を越えた先のお家ですが、そこの垣根に毎年生えるカラスウリ。 毎日、毎日、夕方になると花を開き始めます。 朝早くには萎んでしまいますので、満開の花を撮影するためには、夕陽が沈んだ後に出かけなければなりません…

稲の花が咲いたよ。

昨日の落日。 真西からはかなり北にずれてはいるものの、夏至の頃はもっと北に没していたわけですから、真西に向かって随分と沈む位置を戻して来ているようです。すでに、天文台のある堂平山よりも左方向に没する位置をシフトしていました。 (写真では、電…

川越も梅雨明け 久々にちょっとだけ散歩

やっと明けましたね。梅雨明けが8月にずれ込むとは驚きです。 夕方、陽の沈むころ、久しぶりにほんの少しだけ散歩に出かけました。 ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)の花が咲き始めていました。 葉や茎に悪臭があるために、「屁糞」などと言う名前を…

久々の庭木の手入れ

ずっとへたっていたけれど、かくてはならじ。 庭が草ぼうぼう。アジサイの剪定も早くしなければ。 夕方、意を決して、庭木の手入れ。 草や木の陰には、無数の蚊が待ち受けていました。 刺されて痒いは、いつの間にかはびこっていたナワシロイチゴの茎の棘が…

梅雨晴れ間のナツズイセン

ひむかサギソウ、今年も咲きそう

ひむかサギソウは、野生種のサギソウではなく、人間の手で作り出された園芸種です。 私がひむかサギソウを購入したのは、かなり前。 毎年、葉は出るのに途中で枯れてしまうのですが、廃棄する気にもならず置いておくと、翌年も、その翌年も、葉は出るのです…

梅雨明けを待てずナツズイセン

昨年の今頃は、とうに梅雨が開け、ナツズイセンは、眩しい夏の光の中で元気に咲いていたものでした。 当地の梅雨明けは、8月にずれ込みそう。 ナツズイセンは、梅雨明けを待ちきれず、満開となりました。幸いなことに、今年も立ち上がった花茎の数はかなり…

ニホンカナヘビとヒガシニホントカゲ

だいぶ前、ヒガシニホントカゲについて記しましたが、写真はニホンカナヘビだったようです。 体に艶がない、尻尾が結構長い・・・これはカナヘビの特徴。私は逆に覚えていたみたいです。 昨日我が家に来てくれた姪の娘のリサちゃん(小学生)の指摘もあり、…

皆で送り盆 そして、ヒヨドリジョウゴ

当地の送り盆は、昔から7月25日と決まっています。 でも、その日が大雨だったりした場合、26日に送ることも「あり」のようです。 実際には、昨日の夕方、雨が上がったので送ろうと思えば送れたのですが、妹たちが甥や姪の仕事の都合で、一日遅れの今日来る…

忙しかったなぁ

当地は、今、お盆。 新暦のお盆の10日遅れ、旧暦のそれのほぼ20日前。 養蚕地帯だったので、忙しい時期を避けたからと聞いています。養蚕を生業とする農家は一軒もありません。それも、かなり以前から。 「仕事の休みと合うので、旧盆に移行してもらいたいな…

今年もナツズイセンが

昨年より少し遅れましたが、庭のナツズイセンが咲き始めました。 去年はこれまでで最高の花付きでしたが、今年もかなり期待できそうです。

ホバリングするナツアカネ(?)

水の張られた休耕田上空でホバリングする赤いトンボ。 コンデジの、しかも望遠域での単写なので、きっちりと捉えることができませんでしたが、ガッチリとした体格から判断すると、ナツアカネのようです。 成熟しきっているとすれば雌? 成熟途中なら雄かも?…

おや離れ動物 トウキョウダルマガエル

私の住む川越市郊外の農業水路。まだオタマジャクシからカエルになって間もないトウキョウダルマガエルを見つけました。 アオミドロの傍らで、あるいはアオミドロの中に潜り込んで、餌となる虫たちがやって来るのをじっと待っています。 「ちょ、ちょっと待…

親離れ動物 アメリカザリガニ

昨日は、親と別れたばかりのハクセキレイについて記しました。 可愛かったですね。 今日は、お母さんのお腹にしがみついていた幼稚園時代を終え、独立したばかりのアメリカザリガニ。まるで小エビ。これまた可愛らしい。 アメリカザリガニは、大きくなると、…

親離れ動物 ハクセキレイの若者

ハクセキレイ(スズメ目セキレイ科)。 背中がまだ灰色なので、親から独立したばかりの若鳥と思われます。あまり人への警戒心がありません。こちらが近寄ってもまるで気にならない様子。それどころか、自ら近寄ってくるほど邪気がありません。その仕草はたま…

一昨日アップのキノコの写真のその後

さて、あの白いキノコ、皮を剝いた里芋のように見えなくもないので、 「うん、ヨーロッパでは食用になるというのはありかもな。」 と思った方もいらっしゃるのではないかと。 ところが、ところが・・・ あの幼菌が一夜経過すると、こんなことになってしまい…

昨日アップのキノコの写真のその後

まだ傘が閉じたまま。 食用になるのはこの頃まで。 食べる習慣のない我々日本人の多くは、食べようとは思わない姿形。 私たちの指のささくれは痛くて困りますが、キノコの中にはささくれのあるものが結構あります。痛くないのでしょうか? このキノコのささ…

さて・・・何というキノコ?

あるキノコの幼菌です。とは言え、あっという間に成菌となり、とんでもない姿になって消えていきます。 このキノコは、我が国ではほとんど食用とされることはありませんが、ヨーロッパではキノコ初心者向けのキノコだとか。

ハリガネオチバタケ

先日ご紹介したハナオチバタケの仲間で、ハリガネオチバタケ。柄が細い針金のようです。 もう少し若いキノコなら、すっくと立ち上がった元気な姿をご覧いただけて良かったのですが・・・ すぐに消えてなくなるキノコとの出会いは、植物よりも難しい。

脱皮したトンボは何という種類だったのかな

ヤゴが草にしがみついていました。 おっ! これから脱皮かな? 雨の降る中、少し時間をおいて観察に出かけてみると・・・ 変化なし。 よくよく見ると、背中にトンボが抜け出た痕跡が。 どんなトンボが巣立っていったのかなぁ。 元気で飛び回っているかなぁ。

好きな花との出会い 今年は出遅れ

オカトラノオとトリアシショウマ。 今年は、共に最盛期を過ぎていました。 オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)。 サクラソウ科だったんだ。 トリアシショウマ(ユキノシタ科トリアシショウマ属)。 「・・・ショウマ」という名の植物は、いろいろあ…

ヒメジョオンと2種類の蝶々さん

小雨の朝、雨宿りには適さない細い葉にぶら下がるモンシロチョウ。水滴を蓄えた翅が重そう。 どうせなら、ヒメジョオンの陰に隠れれば? ベニシジミは、ヒメジョオンから栄養の補給を受けて元気そうですよ、モンシロチョウさん。

モリアオガエルの卵

沼の水面上に垂れ下がる木の枝先にモリアオガエルの卵を見つけました。 産卵は夜。この場所は斜面で足元が覚束なく、夜に出かけるのはいささか剣呑。根性無しのため、産卵風景の撮影は断念しました。

物騒な名を持つ可愛らしい花

オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)。 山登りをよくしていた頃、急な登りに喘いで立ち止まったとき、登山道の傍らに咲いているこの花にどれだけ勇気づけられたことか。 「お伽」と言う言葉が連想できる植物なので、なんとなく気分も上向きになっ…

親を求めて不安顔

近くに寄っても飛び立たない燕がいました。 巣立ちして間もない子燕のようです。 降ってきた雨に濡れ、この写真の直前にひねった頭からは、大きな水滴が滴り落ちました。それでも、羽の先には、まだ水滴がこびりついています。 そんなことには気が回らないの…

えっ? オオカメノキにもう赤い実?

たくさんの赤い実が目に入りました。 この時期に色づくのは何の実なのでしょうか? 近寄って眺めてみると・・・ オオカメノキ(レンプクソウ科ガマズミ属)のようです。 今年は春が早かったので、この株も花を急いだのでしょうか?

ハイゴケから生えるキノコ

ナメコをぐっと小さくしたようなキノコ。 近くに見えるハイゴケの胞子嚢と比較していただければ、いかに小さいキノコであるかが分かります。 ヒナノヒガサ(雛の日傘 ヒナノヒガサ科ヒナノヒガサ属)の幼菌です。この後、傘が開き成菌となります。 とても可…

紅の色のハナオチバタケ

ハナオチバタケ(ハラタケ科ホウライタケ属)。 落ち葉を分解する菌。 紅色のハナオチバタケには初めて出会いました。