「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

野の花たち

猛スピードで去りゆく秋と、ひょっこり現れた冬と

ほんのこの間まで「暑い、暑い、今年はいつまで暑いんだ。」とぼやいていたのに、ここ数日は、「寒い、寒い、何で急に寒くなるんだ。」とぼやいています。 ぼやいても、当分は「臨時の一人暮らし高齢者世帯」なので、ぼやきの音エネルギーは熱エネルギーに変…

初冬の庭からちょっとご無沙汰のごあいさつ

綿のような雲を撮りに2階に上がったら、地上から訴えかけてくる気がありました。 ブルーベリーの木。斑に黄葉しています。 実生のネズミモチの緑と対照的。 茶色に枯れていくとばかり思っていたナツツバキも、それぞれの葉がそれぞれの赤に。 ホウチャクソ…

今年は年賀状の文面作成、すでに終了

我が家の年賀状作業は、毎年、バタバタの連続。 クリスマスを過ぎた頃から、文面の図案づくりを始め、出す人を選択し、ちょっと一言を加えて投函するのは、年もかなり押し詰まってから。 今年は、ちょっとした事情があり、年賀状の文面作成は2日前に終了し…

ケヤキの紅葉 鮮やかではないけれど

ケヤキは埼玉県の木。 一昔前までは、農村の旧家の北側にはケヤキの大木があったものですが、 「お宅のケヤキの落葉が我が家に落ちてきて始末が大変。」 「雨どいが詰まってしまった。困る。」 「夕方からムクドリが集まり、うるさくてかなわない。」 といっ…

キクザキリュウキンカが顔を出しました

昨年、鉢植えの状態で頂いたキクザキリュウキンカ。 今年の1月に綺麗な花を長い間咲かせてくれました。 素敵な花をプレゼントしてくれた知人からは、 「地植えにしてしまった方が手間がかからないよ。毎年よく咲くので大丈夫。」 と言われていたので、花が…

フユノハナワラビの胞子が色づいて

フユノハナワラビの胞子葉(立ち上がっている葉)についている粒々が胞子嚢です。 (下の濃い緑色の葉は栄養葉です。) 芽を出し始めた頃の胞子嚢は緑色ですが、段々と茶色に変化していきます。 下の二枚の写真は、最近、同じ日に撮影したものですが、成熟の…

秋の実3態 黄色・紫・赤

センダン(センダン科センダン属) センダンの花は深窓の乙女のように奥ゆかしく可憐ですが、実(み)はかなり大きく育ちます。 葉が散った後も、大きな実が長い間木に留まるので、この木は花よりも実で人々に認識されているのではないでしょうか。 ユズリハ…

蓼見る人も好き好き

タデ科の植物で花が綺麗なのは、何と言ってもサクラタデ。 ソバやシャクチリソバの花も捨てがたい魅力を持っています。 でも、実の美しさに関しては、イシミカワの右に出るタデはありません。 色が七変化して、なんて綺麗なのでしょうか。 科はまったく違い…

名前のとおり錦織りなすオオニシキソウ

オオニシキソウ(トウダイグサ科トウダイグサ属)は、その名に恥じず、みごとな草紅葉となります。 元を質せばアメリカ大陸の出身ですが、日本の秋にすっかりなじんでいます。 下の写真は、真夏の花盛りの頃の状況。 花は、トウダイグサ類に特徴的な「杯状花…

遅い秋を近場に見に行く

川越の御伊勢塚公園近くの「くるみの木」でランチ。 女性たちに人気のお店です。 《 これが本日のランチ。お店は女性のお客さんで満員。 》 《 仙台麩の卵とじ 》 《 生揚とキャベツのコブ茶あえ 》 《 ごぼうのサラダ 》 《 黒米ごはん 》 《 みそ汁 》 《 …

春と間違えたのかな?

早春の宝石、オオイヌノフグリが、小春日和が続いているためか、花を咲かせています。

伊豆山から海を臨む 大室山ではヤマラッキョウ見っけ!

昨日は快晴でした。伊豆山の宿から見た夕方の伊豆大島方面はこんな具合。 手前にはっきりと見えるのは初島。 伊豆大島は遠くに霞んでいます。 海はべた凪。 天城方面は、こんな感じ。 今朝も良い天気かと思っていたら・・・ 遠い海の向こうでは晴れているの…

小春日和に寄せて

小春日和・・・今日の川越は、朝こそ雨降りでしたが、雨が上がってからは優しい日差しと心地の良い暖かさ、まさに「こはるびより」。 花たちも、昆虫たちも、春のような一日を楽しんでいたようです。 《 今季最後に近いジシバリの近くでホバリングするホソヒ…

入間川の左岸、右岸を歩く(その2 左岸編)

入間川の左岸川堤防は、改修年次が新しいこともあって、植生が単純。 「おっ、これはカメラに収めておきたい!」 という植物にはあまり巡り会えませんでした。 それよりも、台風19号などによる河川敷の被害のあり様に驚きました。 市営の河川敷内運動場が、…

入間川の左岸、右岸を歩く(その1 右岸編)

今日は、体調がだいぶ良いので、久々に少し長い距離を歩いてきました。 一番近い橋の東詰から下流に向かってサイクリングロードを北上、次の橋で入間川を越え、そこからは左岸側の堤防上を歩き、最初の橋の西詰まで南下しました。 その間、植物や昆虫にご挨…

セイタカアワダチソウ 猛威を振るったのも今は昔

セイタカアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属)は、切り花として明治時代に日本に渡来したようですが、日本国中に勢力を拡大したのは、第二次世界大戦の後、特に、昭和40年代だったようです。 その当時、鉄道脇の荒地などに、その名のとおり背の高いセイ…

芸のある(?)ツワブキ

我が家のツワブキは、青森県に住む知人からいただいたもの。 一般的なツワブキは葉にギザギザはあるものの、それほど目立ちません。ところが、この株の葉はギザギザだらけ。そういう「芸」のある品種なのでしょうか。 面白いのは、花弁も先の方が割れている…

六日町通信 第6号 アカザの花ってつまらない花なの?

私がまだ若い頃、「アカザ」について調べたら、ある植物図鑑に、 「秋に、つまらない花を咲かせる。」 と書いてありました。 ちょうどその頃、NHKの写真に関する通信講座を受講していたことがあります。何回かの提出課題のうちの一つが「花を撮る」だったと…

六日町通信 第5号 ツルリンドウはひょっこりはん

ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)の赤い実を見つけました。 咲き終わった花の色が薄れると、そこからひょっこりと赤い実が顔を出します。 実に可愛らしい。 参考までに、蕾段階と開花段階の状況をご紹介。

病院の駐車場屋上庭園と東上線のラッピング車両

最近、病院で処方された薬が合わず、体のそこかしこに不具合が。 このため、週に1回、お茶の水まで出かけなければなりません。 8時5分から始まる採血を終えるまで食事ができないため、採血を終えた後、病院内のコンビニで稲荷寿司を購入。 病院内で食べるこ…

久しぶりの青空の下で

今週のお題「秋の空気」 今週のお題でブログを書くのは初めて。初心者マークです。 ブログ自体も「ほぼ初心者」ですけれどね。 久しぶりの晴天の朝を迎えました。秋の前半は、暑かったり、悪天候が続いたりで、まったく秋っぽくなかったですね。今年あきっぽ…

一気に散ったキンモクセイ

台風20号から変わった温帯低気圧の風を伴う大雨で、キンモクセイが一斉に散っていきました。キンモクセイは、華やかな香りで虫を呼び寄せるけれど、それで体力を消耗するのか、花の時期は本当に短いですね。それをさらに促進する雨風の無粋なこと。 そう思…

我が家のタイワンホトトギス ああ、哀れな白花

我が家のタイワンホトトギスは、そこらじゅうに咲いています。そういう状況になると、稀少性が失われて関心が薄くなりがち。ちっとも大切にされていません。 でも、今朝、坪庭をガラス戸越しにふと見ると、群れて咲くタイワンホトトギスが、なかなかどうして…

我が家のキイジョウロウホトトギス

少し前に、新潟県南魚沼市の「野の花館」で拝見したキイジョウロウホトトギスをご紹介しましたが、本日は、我が家のキイジョウロウホトトギス。 茶道を学生の頃から続けている先輩からいただいたものです。お茶花なのですね。 育てるに当たっては、夏越しが…

白花のタイワンホトトギス

昨年、我が家の庭に突如として出現した白花のタイワンホトトギス。 植えた覚えがないので、おそらく実生です。 普通のタイワンホトトギスと比べてみてください。花の形はそっくりですが、普通のホトトギスの花が複雑な模様で化粧を施しているのに対し、白花…

金木犀が咲き始めました

キンモクセイ(モクセイ科モクセイ属)がやっと咲き始めました。 昨年は、9月の末頃に八分咲きだったので、ずいぶん遅い開花です。 去年が早過ぎたのかな? 今年は咲かないのかと思っていたので、余計嬉しい。 昨年は、9月30日に風台風が猛威を振るったため…

ヒヨドリジョウゴとギンナンと私の体調と

ここ数日、下腹部の鈍痛が酷くなり、元気がありませんでした。 原因は分かっているので、深く心配する必要はないとはいえ、どうしても気分は沈みがち。 「もしかして、もっと痛くなるのかな。ずっと続くのかな。」 そういった不安が浮かんでは消え、消えては…

水が早く引くように、ミズヒキ(水引)のアップを

ミズヒキ(タデ科イヌタデ属)。 紅白の水引に似ているから、というので「ミズヒキ」。 でも、遠目では、ちょっと暗めの赤い花にしか見えず、 「なぁんだ、赤一色じゃないか。ははぁん、だから白花のミズヒキもあって、両者合わせて「水引」なんだな。」 お…

刈入れの終わった田んぼの植物たち その2(一気に三種)

イボクサ(ツユクサ科イボクサ属) イボクサ? 疣の草? ちょっと気の毒な名前ですね。 白い花弁の先を桃色に染めるなんて、なかなかの演出。もっと良い名前を付けてもらっても良かったと思うのですが・・・ 名前の由来は、葉の汁を疣につけると、あら不思議…

刈入れの終わった田んぼの植物たち その1

昨日、田圃道を散歩していたら、「おやっ?」と思う植物が。 それがこれ。 高さ20cmほどしかありませんが、葉の形が何かに似ていると思いませんか。 そう、ミソハギにそっくり。 でも、花の形はだいぶ違いますね。 実は、この花には、数年前にも出会っていま…