「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

ジュンサイの花

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 東京の新コロナウィルス感染者数が増え続けているのが気がかり。今日は、病院の診察後に池袋で食事をしたのですが、帰宅したら「池袋で集団感染」との報道。困った状況ですね。

 

 そのような中ですが、来週の月曜日から2拍の予定で六日町の温泉に療養に行くこととしました。

 

 ジュンサイの花やイトトンボに会えると思うと、少しだけ元気になります。

 ただ・・・新潟の方たちに、「首都圏からの闖入者」のように思われないか、これはやはり心配。

地学に今頃目覚める

 ちくま新書の『やりなおし高校地学』を少しずつ読んでいます。

 大学入試問題を解きながら読み進める、という内容。このため、行きつ戻りつ。一気に読むことができないのですが、そこがかえって面白い。

 

 著者の鎌田浩毅さんが本の中で嘆いていらっしゃいますが、大学の入学試験で地学を選択する人は少ないらしい。

 岩石のカラー写真などが見たかったので、今日、目黒の診療所に出かけた帰りに本屋さんに立ち寄りました。高校生向けの学習参考書コーナーに行き、

「えーと、地学、地学」

と探し始めたのですが、物理や化学の参考書ばかり。生物がほんのちょっと。

 諦めかけていたら、棚の上の隅に数種類の地学本が。

 なるほど、大学入試での地学人気の低さが、ここにも表れている!

 

 字が小さいのが私向けではないけれど、カラーの図版が豊富なので『地学図録』を購入しました。税込み1,001円、学参は安くて助かります。これで『やりなおし高校地学』がより興味深く読み進めることができるでしょう。

 

 つい最近、『日本のトンボ』という図鑑も購入。こちらは、近々、療養目的で六日町に出かけ、イトトンボたちと再開する予定なので、その際、大活躍してくれると思っています。

 


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カラムシ上のオオカマキリ、そしてヒヨドリジョウゴの花

 春に生まれたオオカマキリ、脱皮を繰り返し、5センチメートルほどに育ちました。

 オオカマキリが乗っている葉は、苧麻(カラムシ)です。

 昔は、この植物から繊維を取り出し、衣服にしたようですが、今は雑草化しています。このカラムシは旧堤防の下部に自生しているもの。一度、雑草刈りで一網打尽となったものの、あっという間に元のように繁茂しています。
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 私が都市下水路のネットフェンスに絡ませているヒヨドリジョウゴ、山野であれば花は8月頃なのに、もう咲き出しています。

 早い時期から赤い実が見られるかも。
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 ちょっと拡大してみると、こんな感じ。

 色は違うもののミニトマトの花に似ていますね。
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梅雨の晴れ間に(なんとか)朝散歩

 今日は、清々しい梅雨の晴れ間。

 久々に、水上公園まで朝散歩。なんとか、ぐるりと歩いて帰ってくることができました。まだまだ本調子にはほど遠いけれど、少しずつ距離を伸ばしていきたいと思います。
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 今年の6月後半は、一眼レフを持ち出す気力が湧かず、あまりネジバナの撮影をできませんでした。
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 水上公園の修景池の畔にヤブカンゾウが植えられています。自生地より早く開花しました。ノカンゾウのすっきりとした咲き方のほうが好みですが、ヤブカンゾウの天衣無縫な咲き方も、それはそれで好ましい。
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 ぐぐっと寄って写すと息を呑むような写真が撮れます。雨降りでない日に一眼レフ撮影にチャレンジしてみようかな。

 

 ハナショウブの枯れた花の上に、ヤンマの仲間のトンボが。つい最近、トンボ図鑑(6,000円超!)を購入したので正確な名前をチェックしてみたいと思います。

(種類がたくさん掲載されているので、かえって難しくなったかも。)
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 ヤブカラシの蜜は、虫たちの大好物なのですね。人間は、ヤブカラシの花には見向きもしないのに。

 あれ? この虫には去年出会ったような・・・
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 今年初めて雄性期の花の写真を撮りました。

 やっと見つけた。ああ、ピントがきていない!

 それでも出会えて嬉しい。
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ハンゲショウと半夏と半夏生

 七十二候の一つである「半夏生」は、夏至の約10日後。今年は7月1日がこれに当たります。

 

 「半夏生」の頃に花を咲かせるのが、ハンゲショウドクダミハンゲショウ属)。

 穂状の花よりも、白くなる葉の方が目立つ植物です。

 当地には、まだ自生地が残っていますが消滅寸前。

 写真の花は、ご近所の庭に咲いているもの。


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 ところで、「半夏」って何?

 

「梅雨とはいえ、そこそこ暑くなってきたから『半夏』?」

・・・「ありそうですね。」

 

ハンゲショウが咲く頃だから、『半夏生』?」

・・・「それでは、半夏生の頃に咲くから『ハンゲショウ』を逆に言っているだけですね。」

 

 実は、カラスビシャクの咲く頃なので「半夏生」なのでした。

 うん? ならば、「カラスビシャク生」じゃないの?

 

 思い出してください、カラスビシャクサトイモ科ハンゲ属。

 そう、属名の「ハンゲ」が「半夏」。

「半夏」は、カラスビシャクの別名であり、漢方薬にもなる根茎の名でもあるのです。


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 半夏生ハンゲショウカラスビシャク・・・なんとなく、ジャンケンポンみたい。

カルガモの親子に出会った

 ミズスマシを撮影に行きました。

「水澄まし」なのに、水が澄んでいなかったので、うまく撮影できませんでした。

 遠くの方でくるくる踊るミズスマシの動画を撮りましたが、黒い点が現れたり消えたりという程度。とてもお見せできるものではありません。

 

 と、遠くの方にカルガモが多数。

 あっ、親子連れです。

 

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 右の鳥が母親。左の方に子供たちが隠れています。

 

 隣りの田の方に移動を始めたので、畦道辺りで待機。

 

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 母親が首を伸ばして周囲を警戒する中、子鴨たちが次々と畔を越えていきます。

 

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 子鴨のすべてが育つことは難しいとのことですが、多くの子供たちが元気に育てばよいですね。

休耕田にミズスマシの輪

 昼間、目黒の診療所まで出かけたので、疲れ果ててしまうのでは、そう思っていたのですが、きょうは夕方散歩に出かける気力が戻ってきました。

 

 ここは休耕田。雑草が生えないようになのか、水が張られています。

 夕焼け空が映って何とも綺麗。

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 よくは写っていないけれど、水面にたくさんの輪ができています。

 黒っぽい虫がくるくると回っています。

 どうやらミズスマシのようです。

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 懐かしいなぁ。

 最近、水辺環境が減っているので、こういう休耕田は貴重です。

 ミズスマシ撮影に挑戦する気力がわいてきました。

 

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