綺麗と呼ばれない花もそれなりに
今日は、午前中、かかりつけ医を受診。
その後、金欠状態に陥っていた銀行口座に補給措置。
困ったことに、今後、補給がままならなくなるので節約、節約。
午後は、花の撮影散歩に行った後、自治会館で14日に向けた細かい作業をするつもりでした。ところが、妻が、金曜日に東京の病院でもらった処方箋を持って、川越の薬局に行ったところ、閉まっていたとかで戻ってきてしまいました。
処方箋の有効期間は、4日間。日曜で切れてしまうというのに、眼科の隣の薬局が、日曜はもちろん、土曜日も営業していない可能性があります。
そこで、「あなた、私の代わりに行ってきて。」
ということで、自転車でえっちやおっちら街中まで出かけ、まずは、私が一度かかったことのある眼医者さんのところへ。ところが、私、ここが院内処方であることを忘れておりました。
もう、困惑です。他の眼医者、私、知りません。
取りあえず、街中に向かってあてどのない旅に出た私。
そうしたら、大きな病院の傍に薬局があるではありませんか。ここなら眼科の眼薬もあるかもしれません。おっかなびっくり尋ねてみると、
「ある」
とのお言葉。助かりました。これで、当分、妻に少しだけ「でかい顔」ができます。「少しだけ」の賞味期限は、明日か、明後日ぐらいですけれどね。
そもそも、
「少しぐらいでかい顔をさせてよ。」
と言ったところで、
「えっ、あなたの顔、前からずっと大きいよ。」
と言われてしまうのが落ち。「でかい顔」って、本当の顔の大きさとは違うのにねぇ。
というわけで、隣の空き地の草めぐりしかできませんでした。
多くの人にとっては「雑草」しか生えていないのですが、いえいえ、「綺麗な花はきれいに。そうでない花はそれなり。」で、可愛らしいものです。
イヌナズナ。ナズナは春の七草なので重宝されますが、イヌナズナは、食べられず「役に立たない」ということで「イヌ」を頭に背負うこととなりました。
私の友人が戌年とは知らず、彼ら夫婦と私たち夫婦でドライブをしていたときに、イヌナズナが満開だったので、この話をしたところ、彼の奥様が、
「あら、うちの人、戌年なんですけれど。」
と、冗談で聞きかえしてこられたので、ちょっと焦りました。
戌年の人が全員「役に立たない」としたら、日本は滅びますがな。
タネツケバナ(タチタネツケバナかも。)も満開です。私は、最初、いっぱい種をつけるのでタネツケバナというのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。「この花が満開になったら、農家の人たちが種もみをつける時期になったことを知る」、それで「種漬花」なのだそうです。
ノゲシ(ハルノノゲシ)も次々と咲いています。この花は全体が黄色ですが・・・
こちらは、縁が白。ヴァリエーションがあるのですね。
ノボロギクの綿毛。ね、ちょっと可愛らしいではないですか。
「ぼろく」なんかないですよね。
ハコベ。花びらが10枚のように見えますが、実は5枚。
右から2つ目の咲き始めの花が、まだ深い切れ込ができていないので、この花の花弁は5枚だということが分かります。
縁の方がほんのり赤い個体に出会いました。
きれいですね。
痛飲することなき通院後の夕食
今日は通院日。
10時からの予約なので、家を出たのは8時。
JR川越線、東武東上線、東京メトロ丸ノ内線のそれぞれが順調に動けば、採決を済ませても十分余裕のある展開。
ところが、今朝はJRが大幅に乱れていた影響で、丸ノ内線に乗客が殺到したようです。9時近くになっても丸ノ内線池袋駅はラッシュ時以上の混雑。
そればかりか、前に列車が詰まっていて、池袋駅を出発しても、途中停車を繰り返し、なかなか御茶ノ水駅まで到着しませんでした。
病院に着いたのが9時半近く。
採血も混んでいたので、10時までには待合室に行くことができない状況に。
慣れていないと焦るところですが、図々しくなっているこやんぴ、
「9時予約でも、呼ばれるのは10時過ぎがざら。大丈夫、大丈夫。」
と、悠揚迫らざるその態度、さすが大物です(体のサイズだけが「大物」。)。
採血を済ませ、血を留めるために腕を押さえようとしたら、
「うわぁ。」
一番大切にしているシャツが血だらけ。
血が止まりにくいなどということのないというのに、どうしたことでしょう。
シャツ君は血に染まり、蒼くなったと思いますが、出血はすぐに止まりました。
案の定、先生から呼ばれたのは、11時半過ぎ。悠揚迫らざる態度で正解でした。
(影の声;実は「間に合わなかったらどうしよう」とびくびくしていたんですよ、こやんぴったら。)
点滴、CTを終えたら、5時過ぎでした。一日がかり。
川越まで帰ってきて、大戸屋でアルコール抜きの夕食。
通院日の日程終了を祝して「痛飲」というわけにはいきませんからね。
今年の春は遅かったのですね
グーグルフォトで昨年の今ごろの写真をチェックしていたら、驚くべし、すでにソメイヨシノは散り果て、なんと、4月7日段階で八重桜が満開。
今年のソメイヨシノの開花はほぼ平年だったとのことですが、ここのところの寒さが影響して、今満開。八重桜たちは、まだ固い蕾です。
昨年は、とてつもなく暖かかったようですね。
この写真は、もしかすると、昨年のブログに載せたかもしれませんが、ワンコを連れた若い女性が八重桜の木の近くを通りかかったので、シャッターチャンス! とばかりに勇んで撮った一枚です。
あれまぁ、ワンコが「所要」のところを撮ってしまいました。
数日前のブログに、「メタセコイアは、まだ冬木立」と書きましたが、去年は、もう若葉ではありませんか。
川越でも、積もりはしませんでしたが雪が降りました。
こういう時こそ、カメラの出番なのに、朝から晩まで、自治会館で仕事をしていました。おかげさまで、監査を無事終えました。
後は、14日の総会本番を乗り切るだけ。
ノヂシャとタチイヌノフグリ
まだ、地元の野暮用は続いています。あれもしなければ、これもしなければ・・・
何か肝心なことを忘れているような気が・・・。なんだったけな?
天気予報が、明日は冷たい雨だと言っています。
もしかすると、関東地方の明日は、史上最も寒い4月の日になるかもしれないそうです。最高気温が4度! しかも、最高気温は朝早くの話で、後はもっと下がるとか。
やっぱり、家の中の鉢、まだ出さなくて正解だったかも。
珍しくも、ずぼらのこやんぴ、勝利の予感。
(誰に勝ったというのでしょうか?)
明日は雨、明後日は通院日なので、咲き始めのノヂシャに会いに行くなら今のうち。
午後4時過ぎにやっと河原に出かけることができました。
昼間は暖かったのに、強くて冷たい風が吹いています。寒い!
小さな植物を撮影するのには、風はにっくき大敵です。
丈が短いだけに、ちょっとした風でも激しく揺れてしまうからです。
ま、「ピンボケ」や「ぶれぶれ」の言い訳にはなりますけれど。
ということで、こやんぴ、言い訳しちゃいます。
風のせいで、今日もうまく撮れませんでした。
咲き始めは、葉に包まれ、そこからそっと顔を出した風情。シックなブーケのよう。
ところで、ノヂシャの隣にすらりと立ち上がっている植物は、これも小さな花をつけるタチイヌノフグリです。夕方なので、すでに花を閉じてしまっています。
右下の赤紫色の草は、ヒメオドリコソウ。背の高い草が生い茂る前の、競争の少ない社会では、背の低い春の妖精たちが、太陽を独り占めにして生きているのです。
ね、空色一色のミニブーケ。すてきだと思いませんか?
この土手の斜面にノヂシャはひっそりと咲いています。
ソメイヨシノは、まさに満開。明日の冷たい雨が花を散らせはじめることでしょう。
星乃珈琲のスフレドリア
今日も、地元対応が続いています。
地元のある団体のトップが入院してしまったのですが、その団体のほとんどの書類づくりは、その方が一人で行っていたらしくて・・・
他のメンバーは右往左往、見るに見かねてお手伝い。
会計処理のお手伝いだけで終わるかと思っていたら、総会資料まで一から作ることに。その団体のメンバーの一人ではあるものの、細かいことまで知らないので、他の役員さんから情報収集しながら、今日なんとか仕上げました。
余計なお世話ですが、説明原稿までお作り申し上げたので、後は、それぞれの役員がしっかりと役割を果たしてもらうしかありません。
総会、がんばってほしい。私は議長役なので、助けることはできないのです。
私の結婚式の際に司会を務め、彼の結婚式には私が司会を担当した、通称「じゃがりこ君」が、実に久しぶりにやってきました。
なぜ、「じゃがりこ君」かというと、彼は、大の旅行好き、というよりも、旅行先で、どちらかというとつまらないおみやげ品を買い漁るのが趣味なのです。しかも、目的地に着くはるか前の、出発地にほど近いサービスエリアから、もうお買いもの。
「えっ、自分の住んでいる埼玉のおみやげぇ?」
トイレ休憩で寄っただけなのに・・・。
今も売っているかどうかは分かりませんが、どこに行っても「〇〇県限定△△味じゃがりこ」を手に抱えきれないほど買うのです。彼の家に持って帰っても、
「また、あなたは、下らないものを買ってきて!」
と叱られ、誹られてばかり。でも、彼はめげることなく、限定スナック菓子を買い続けるのでした。それで、「じゃがりこ君」。
職場の同期で、とても優秀だったのですが、仕事で移動中に、居眠り運転のダンプと正面衝突し、
「もし命を取り留めても、植物人間。」
と医師から宣告を受けてしまいました。
それが、数か月後に意識を回復、みるみる元気になったので、入院先の病院で「奇跡の人」と呼ばれたそうです。
残念なことに、ちょっとだけ後遺症が残ったために、仕事中の事故だというのに、上司や同僚たちから「仕事が遅い」などと言われて、随分つらい目に遭ったようです。
近々、京都に数日滞在するとのことで、私から、京都情報を仕入れるために来たのです。本心では、私と一緒に旅行したかったようですが、私の通院スケジュールなどとバッティングをしているため、寂しく一人旅。
打ち合わせを、家のすぐ近くの星乃珈琲で。彼は星乃珈琲名物のスフレドリアを注文、私はスパゲティ。
「俺、これを食べたかったんだぁ。」
じゃがりこ君は、うれしそうに食べておりました。
川越限定味じゃあないのにねぇ。
私のスパゲティは、少々固めだったので、じゃがりこ君が少々羨ましかったこやんぴ君なのでした。
お寺でミニコンサート
私が護寺会の会計を務める最明寺で、45分間のミニ・チャリティーライブがあり、参加してきました。4月2日からの「発達障害啓発週間」の関連行事です。
《 最明寺の枝垂桜は、まだ小ぶりですが、とてもきれいな花を咲かせます。 》
《 阿弥陀如来は、特等席でライブに参加。 》
バンドの名前は、「nuebo color」、日本人3人、アメリカ人1人、パラグアイ人1人の多国籍バンド。なんと、この日が初ライブ。
電子ピアノ、フルート、サクソホン、アルパ、和太鼓と、楽器の取り合わせも多国籍なので、どんな演奏となるのか、予想もつきませんでした。
和太鼓奏者でもあるリーダーは、40歳になったばかりの男性ですが、数個の太鼓を駆使する撥の捌きは、すでに「神業」の領域。(お寺での演奏なので、「如来」の領域?)。お腹の底まで響く太鼓の音に、阿弥陀如来像もびっくりされていたかも。
パラグアイの民族楽器であるアルパ(ハープに似た楽器)の独奏は、弦を自由自在に操る両手の動きが魔法のよう。サクソホンもフルートも、和太鼓、アルパとの「異種格闘技」を見事にこなしていました。
《 添えられた花も、啓発週間のシンボルカラーである青で統一。 》
今日が船出の「nuebo color」のメンバーの力量はかなりのもの。彼ら、彼女らには、これから先、大いに活躍してもらいたいものです。
地元の団体の経理処理、終了! こや~んぴは~ノヂシャ~を追って~
やれやれ、夕方までかかって、地元の団体の経理処理を終えることができました。監査向けの資料も印刷を済ませ、自治会館から戻ってきました。
気になるのは・・・
はてなブログの先輩たちのブログを、ここのところ、まったく訪問できていないこと。少しずつ、訪問させていただきます。
(もう一団体のお手伝いと、自分の責任で報告しなければならないものが一件ありますので、もう暫くは少しずつとなります。恐れ入ります。)
そして、もう一つの気になることは、数日前確認したノヂシャと思われる植物が、そろそろ花を咲かせているのではないか、ということ。
花嫁は夜汽車に乗って嫁いでいくのですが、こやんぴはノヂシャを追って突如、入間川の土手まで出かけたのでした。夕陽が山の端に迫っているという悪条件にもかかわらず。
おおおお、やはりノヂシャでした。咲き始め。可愛い~。
夕方のこととて光量不足、そんなことよりも絶望的な腕前不足のため、すべての写真がブレブレ、ピンボケ。
明日以降、もう少しましな写真を撮ってみたいと思います。
清々しい空色でしょ、心が洗われます。
このノヂシャについて、こやんぴは随分前から、春に「咲いている」ことだけは知っておりました。
でも、
「ずいぶん変わった咲き方をするキュウリグサだなぁ。」
と、ぼ~っと思うだけで放置していたのです。
(確かに花が似ていないこともありません。)
昨年になって、
「これはどうも違う植物であるわい。」
と気がついた次第。やっとです。時間がかかりました。
「遅すぎ~」とぴ~こが言ったとか言わないとか。
ノヂシャは、「野のレタス」という意味。実際、野菜の種としても販売されています。でも、私は、まだ食べたことがありません。種から育ててみたいとは思っています。
「スイカズラ科ノヂシャ属」とありますが、オミナエシ科とも。植物分類学にDNA分析手法が導入され、分類の正確性が進みに進んだ今日でも、「スイカズラ科またはオミナエシ科」とは、やはり、一風変わった植物ではあります。
花の大きさは、キュウリグサとどっこい、どっこい。ものすごく小さいのです。
気がつく人は稀でしょうね。
ところで、「チシャ」が「レタス」という意味だと申し上げましたが、レタスが何科かご存じですか。
「そんなもん、こやんぴ、聞くだけ『やぼ』ざんす。キャベツによく似ているのだもの、アブラナ科でしょ。わぁい、正解しちゃったぁ。」
残念でした。
「やっぱりね。ノヂシャがスイカズラ科なのだから、又の名をチシャというレタスもスイカズラ科でしょ、こやんぴ!」
これまた、外れ。
キャベツは放置すると菜の花が咲くのですが、レタスをほったらかしにしていると菊の花が咲きます。びっくりです。
そう、レタスはキク科なのでした。
サラダのレタスはキク科の子、キャベツの孫ではないわいな、ということを知らない人は結構多いのです。ぜひ、「さて、レタスは何科の植物でしょう?」と質問してみてください。
会計処理のために自治会館に「お籠り」をしている間に、川越もソメイヨシノが満開になりました。
夕陽を受けて「ほんのり桜色」が増して、とても綺麗でした。
奥武蔵の山の方が、こやんぴのようにぼ~っとぼやけているのは、檜花粉が充満しているからかもしれません。
遠くに見える鉄塔は、送電の役割を終え、すでに高圧電線が撤去されています。いつも、「あの鉄塔と電線、邪魔なんだよなぁ。」と思っていたのですが、もうすぐ消えてなくなってしまうと考えると、惜しいような気がしてきます。勝手なものです。
高圧電線はもう無いのに、あるようにイメージしてしまうこやんぴなのでした。
太陽さん、明日も顔を出してね。
檜花粉さん、いい加減にしてね。